『どもる君へ いま伝えたいこと
 
どもる君へ
 ことばの教室担当者から、どもる子どもとの臨床の中で、親や子どもから出される質問を集めた。小学4年生以上の子どもが直接手にとって読むことができる。子どもが、吃音について知りたいことを、具体的な例をもとにわかりやすく回答する。質問にやさしく語りかける話しことばで書かれている。作家・重松清のメッセージ、演出家・竹内敏晴の「話す時に私が心がけていること」の特別寄稿で、日本語の発音・発声についての基本を解説。子どもと一緒に読んで学習していることばの教室は多い。
【全 目 次】
「かつてのぼくとよく似たきみたちへ」(重松 清)
・はじめに

Q1.この本を書いた伊藤さんは、どういう人ですか。どんなどもりの悩みがあったのですか。
Q2.「わたし」と言おうとするのに、「わわわわわたし」となったり、最近「・・・・わ」となって、ことばが出てこなかったりするんです。これって何ですか。
Q3.どうして私はどもるようになったのですか。私が弱いからですか。
Q4.私のようなしゃべり方をする人は、クラスで私しかいません。私だけですか。
Q5.私は友だちと話しているときはあまりどもらないのに、本読みや発表だと声が出てこなくて、読み終わるのにすごく時間がかかります。みんなそうですか。
Q6.私は話すとき、手を振ると声が出るので、手を振りながら話します。みんなが変だと言います。これは、何ですか。
Q7.どもりを治す方法に、どんなものがありますか。
Q8.伊藤さんはどんな言語訓練をしてきたまですか。その方法は役に立ちましたか。
Q9.どもりを治す指導を受けて、完全に治らないにしても、あまりどもらなくなったり、軽くなったりすることはありますか。少しでも改善されたほうがいいと思います。
Q10.私はずっと、大きくなったら治ると言われてきて、治った人の話も聞きました。私のどもりは治りますか。
Q11.どもりは自然に変わるというのはどういうことですか。
Q12.どもりは氷山のようなものとは、どういうことですか。
Q13.友だちが、どもっている私をからかいます。今はまだからかいぐらいだけど、いじめにあったらと思うと不安です。
Q14.私には友だちがいません。友だちががほしいのですが、どうしたら友だちができますか。
Q15.友だちが「なんで、こんな話し方なの。日本語しゃべってよ」とか言ってきます。どう説明したらいいですか。
Q16.お母さんは、話すことに自信がないなら、ほかのことで自信をつけなさいと言います。何をしたら自信がつきますか。
Q17.私がどもると、よく笑う人がいます。とても嫌なので、やめてほしいんですが、どうしたらいいですか。
Q18.私がどもるのは気が弱いからですか。どもることぐらいで、くよくよするなと言われます。悩むのも弱いからですか。
Q19.学級代表になりそうです。うまくできそうにないので断るつもりですが、少し迷いもあります。どうしたらいいですか。
Q20.なぜどもってはいけないのですか。なぜ治さないといけないのか疑問です。治したいと思ったときもあったけど、今はこれも自分の個性だと思うから、治したいと思いません。
Q21.ことばの教室はどんなところですか。
Q22.このままどもりが治らなかったら、どんな仕事に就けますか。就いたらいいんですか。
【コラム】
「やっぱりサマキャン(吃音親子サマーキャンプ)の力ははすごい」
「ぼくは、吃音です」
「どもりカルタ(大阪スタタリングプロジェクト編)」
「なおしたいという気持ちから」

君が幸せに生きるために
日本語でどもる人の、ことばのレッスン
特別寄稿「自分の話し方を見つけるために」(演出家 竹内敏晴)
・おわりに
・どもる人、親や教師が読んで役立つ本
 
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伊藤伸二(日本吃音臨床研究会会長)著
『どもる君へ いま伝えたいこと

解放出版社(2008.08)1,296円(税込み、送料当方負担)
ISBN 978-4-7592-6715-0

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