2008年度 吃音ショートコース案内パンフレット 裏面


ショートコース一口メモ ショートコースのある近江舞子って遠い? いえ、JRの大阪から新快速で約1時間ですよ。 ショートコースって高くない? でも、宿泊費と食費まですべて込みで約3万円。一流の講師による講義やレッスンのことを考えたら、ものすごくお得です。 会場はどんなところ? 琵琶湖が見えます。早朝散歩で琵琶湖畔まで行くのは爽快ですよ。 ひょっとして、合宿中は禁酒? いえ、夜にはお酒を飲みながら気楽に語り合います。 初めて参加して、心細くないかな? 大阪吃音教室の仲間がたくさん参加しますよ。 考え方を押し付けられたら嫌だな。 例会では、「吃音を治したい」という人の気持ちも尊重しています。合宿でも、それは変わりません。 どんな料理が出るの? 料理旅館のような豪華さを期待されては困りますが、ふつうに美味しいです。昨年は、野外バーベキューの夕食もありました。 | 今年5月に行われた竹内敏晴さんの「歌のレッスン」の、報告と感想から ※今年の吃音ショートコースでは、あなたにもこんな体験が待っているかも知れません。 まったくと言っていいくらい声が出ていなかった人も少しは出るようになり、小さな声だった人が響きのある歌声になり、からだの内にくぐもっていた人の声が外に響き出るようになり、近くにしか届かなかった人の声が遠くまで届くようになり、中には伸びやかな声で朗々と歌えるようになった人も何人か出た。(西田) 大きく口を開け、からだの奥から声を出し気持ちをこめて歌う内に、私の中に力が湧いてくるのを感じた。(瀬川) 私の番になった時、自分でも驚くくらい、安定していて、大きな声で、高音も出るような、とてもいい声が出た。(木村) 今まで長い間、奥底に閉じ込められていた私の「声」に出逢えて嬉しかった。その喜びを、これからもっと知っていきたいと思っている。(藤岡) 声が相手に届くと、相手の身体は自然と反応する。小さな声でも相手の内面までしっかりと届くと、相手の内面は動かざるをえない。訴える力、インパクトが全然違う。吃る吃らないに関係なく、相手に届く声は、すごい力を持っている。(川ア) 竹内レッスンの影響もあって最近、「ゆっくり」を意識し、実行するようになった。ゆっくり話すことに限らず、なるたけ急がない、ゆっくりリズムの生活態度を心がけている。ゆっくりを心掛けることで感情、思考、行動面で今まで気づかなかったことが見え、丁寧に自分や周囲と向き合えている感覚がある。(東野) レッスンのあとの日常生活では、言葉を出すときに、相手に言葉を最後まで言おう、母音まできちんと言おうということを心がけている。あわてて言う必要はないんだ、落ち着いて言ったほうが相手に伝わるんだ、と冷静に考えられることが多くなった。(丹)


前のページ「3日間のスケジュール」へ
吃音ショートコース案内2008 ページ(別窓)