| ||||||||||||||||
| 2019年度 第4回 新・吃音ショートコース |
2019年度 第4回 新・吃音ショートコース・概要・日時:2019年06月15日〜16日(土・日) ※伊藤伸二ブログに掲載された記事から、「2019年度 第4回 新・吃音ショートコース」報告の概要をまとめました。 この年の「新・吃音ショートコース」は、千葉、東京、神奈川など遠くからの参加者もあり、総勢18名で、濃密な時間を過ごしました。最近、メディア等で取り上げられる吃音はネガティヴな面が多いのですが、どもりながら豊かに生きている私たちの体験を普遍的なものとして提示し、丁寧に発信していくことが、今一番大切なことだと思っています。「新・吃音ショートコース」は、そのような場です。 最初からプログラムが決められていないので、そのプログラム作りからスタートしました。一日目の午後1時半、自己紹介とプログラム作りが始まりました。自己紹介は、ちょっとだけ自己開示をしたものをとお願いしました。その自己紹介の中に、今回のショートコースで取り上げたいいくつかの興味深いテーマがありました。自分なりの課題を持って参加して下さっていることが分かります。 参加者の感想から。 ・新しい発見、気づき、感情が次々とうまれる、常に新鮮な場であり、とてもおもしろかった。こんなすごい「世界」を吃音の人でも、まだ知らない人がたくさんいて、同時にもったいないと感じた。 ・枠組みにとらわれないのに進行できる力はすごい思います。 ・今、うれしさがこみあげています。この2日間、衝撃の連続で、あっという間に終わってしまった感覚です。 ・1日のみの参加でしたが、内容が濃く、あっという間に時間が過ぎてしまいました。改めて、このような場は、自分自身が周りの人に認めてもらえると同時に、自分自身が自分に「居てもよい」と思える場であることを感じました。 ・参加者からいただいた意見や考えたことをゆっくりと振り返って、現場に活かせるようまとめていけたらと思います。 ・「吃音が治らないものでよかった」と、しみじみと感じた2日間でした。吃音が治療の対象に過ぎないものだったら、この2日間の「豊か」な話し合いの課題として成立するはずもありません。 ・どもることからいろいろな考え方にふれ、そして、自分の生き方につながっていく大事な時間でした。 ・言語聴覚士としての葛藤を発表してもらったことはとてもよかった。これを機に、別のやり方で当事者に向き合ってもらえたらうれしい。 ・体験したこと、考えたこと(インプット)を、感想として話す、文章に書く(アウトプット)応答性があって、それらが深まり、自分のものとなっていくように思いました。 ・悩みの共有という点で、自分には関係ないと思わせる他の人の悩みも、なにかしら関係してくるものだと思いました。 ・他の人たちの語りや対話を聞いて、自分が抱えている問題と照らし合わせて考えました。 ・次々と新たなものを取り入れているようだが、実はベースは、通奏低音は同じであることが、おもしろい。 ☆同ブログ 2019年06月27日「吃音を生き抜くための哲学的対話」記事 ☆同ブログ 2019年06月29日「治らなかったからこそ、吃音は、深く尽きない話題を提供してくれる」記事 |