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| 2018年度 第3回 新・吃音ショートコース |
2018年度 第3回 新・吃音ショートコース・概要・日時:2018年06月16日〜17日(土・日) ※伊藤伸二ブログに掲載された記事から、「2018年度 第3回 新・吃音ショートコース」報告の概要をまとめました。 参加者は、どもる人、ことばの教室の担当者、通常の学級の教員などで、千葉、東京、神奈川、埼玉、愛知、大阪、兵庫などから、21名でした。具体的なプログラムが決まっていない2日間の最初のセッションで、自己紹介をしながら、参加した動機と、この新・吃音ショートコースでしてみたいことを出していきました。 ・命の洗濯に来た。しんどい毎日を過ごしているので、少し自分を休めたい。 ・退職して2年目。「魂の喜ぶことをしなさい」と言われたが、ウキウキワクワク感がない。何がしたいのかもよく分からない。自分と向き合うことの大切さは、どもりがあろうとなかろうと同じだと思う。何かをみつけたくて参加した。 ・ことばの教室の担当になって2年目。子どもと何をしたらいいのか探したくて参加した。 それぞれの話が進む中、7人目の方が「人との上手な受け答えを学びたい」と参加動機を語り始めました。 「私は自分がどもるせいか、ポンポンと言ってくる人は苦手。ことばがきつくて、ひねくって言われるのが好きではない。そういう言い方をする人にうまく返せない。生活が充実していたときは、どもっていたかもしれないけれど、気にしなかったが、人間関係で悩んでいるときは、吃音がもたげてくる。一喜一憂しないようにしたいとは思っているが、気になってしまう。ちょっとまちがったときなどに皮肉を言われると、そんなことも知らないのかと馬鹿にされているみたいに感じてしまう」 職種が変わり、5ヶ月目くらいのことだったそうです。「この場合、このように処理するのですか」と念押しのつもりで言ったとき、相手は、「か?! 今頃、そんなこと、言うのか。アホなこと、言うな。そんなこと知らんかったんか」と返してきたそうです。ポンポンとそう言われて、何も返すことばがみつからなかったと言います。 相手が言ったことばをどのように受け止めたのかを、みんなで考えました。苦手な人と仲良くする必要はないと思います。まして友だちになることはありません。でも、社会生活をしている以上、それなりにうまくかいくぐる術は身につけておくといいと思います。サバイバル術です。 この「新・吃音ショートコース」で、「自分の身は自分で守る」「性能のいい翻訳機能をもつ」が、キーワードのひとつになりました。 ☆同ブログ 2018年08月30日「性能のいい翻訳機能を活かそう」記事 ☆同ブログ 2018年09月01日「丁寧に、ことばを大切に生きる」記事 |