小学生・中学生・高校生のための
第15回 吃音親子サマーキャンプ

〜今年のサマーキャンプも、汗と感動のうちに幕を閉じました。
              以下は、ご参考にお読み下さい。〜


 
 同じような体験をしている子どもたちは、すぐに仲良くなり、野外活動で汗を流し、大きな声で歌を歌い、そして夜は、これまで話題にしてこなかったどもりについて、ゆっくりと話し合います。また、これまで苦手だと思っていた演劇に取り組みます。

 演劇は、「からだとことばのレッスン」の竹内敏晴さんが子どもたちのために脚本を書いて下さり、スタッフに事前に合宿で演出指導をして下さいます。それを子どもたちと取り組みます。子どもが一所懸命声を出し、厳しい、しかし、楽しい稽古を積み重ね、3日目の昼にはもう舞台俳優です。セリフが言えずに泣き出す子もいますが、みんなが支え合い、ひとつの劇を上演し終えたとき、「私にもできる」という達成感、充実感がみなぎります。
 これまで、宮沢賢治の童話『森は生きている』や、ミヒャエル・エンデの『モモ』、木下順二の『聴き耳頭巾』などに取り組んできました。今年も、どのような世界を子どもたちと体験出来るか楽しみです。

 「また参加する」という子どもの声に支えられ、14年間、吃音親子サマーキャンプは多くのドラマを生み出してきました。近畿地方だけでなく、九州、四国、関東と全国から子どもたちが集まり、最近は、140名ほどが参加する大きなキャンプとなっています。
 


・第15回 吃音親子サマーキャンプ

〔日 時〕:2004年8月27・28・29日(

〔場 所〕:滋賀県彦根市・荒神山少年自然の家
      〒522-0047 彦根市日夏町字宮前4794番地
      (最寄り駅はJR東海道線・河瀬駅)

〔参加費〕:ひとり 15,000円(おとな・こども 同じ金額)
      (宿泊費・食費・資料代・保険料などを含むすべての費用)
      吃音児のきょうだいの参加費は12,000円

〔締切り〕:2004年8月10日(宿舎が定員になり次第締切ります)

〔申込み〕:下記あてにハガキをお送り下さい
      くわしい案内をお送りします。

〔申込み・問合せ先〕:
      〒572-0802 寝屋川市打上919-1,B-1526
      日本吃音臨床研究会 TEL/FAX 072-820-8244
 (ホームページはこちら・メールはjspsi@iris.eonet.ne.jp

 ★ 第12回サマーキャンプ(2001年)画像
 ★ 第11回サマーキャンプ(2000年)報告