《大阪吃音教室 例会記録》

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・吃音教室2004.12.17・記録
テーマ:討論を楽しむ
担当者:徳田 和史
参加者数:23人(初参加者なし)
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18:45〜 (司会者)参加者近況

19:10〜 (徳田)ディベートの説明
・どもりの悩みのひとつとして、人前で自分の意見を十分に言えな
 い、ということがある。
・日本人は討論が下手。「沈黙は金」「以心伝心」「阿吽の呼吸」
 など、口数の少ないことが美徳とされて来た。多民族がぶつかり
 合う大陸では、自分の意志をことばで伝えないと生活して行けな
 い。討論のテクニックがうまくなる必然性がある。
・今日は西洋人になった積りで、ゲーム感覚で討論(ディベート)
 の練習をする。

・ディベートでは、正反対の意見を闘わせる。
・ディベートのルール
(1) 簡単明瞭な表現であること
(2) 論理的で説得力があること
(3) 話す態度に品位があること
(4) 相手の意見を聴く姿勢があること
(5) 感情的にならないこと

19:21〜 (徳田)この日のディベートの進め方を説明
・参加者を3グループに分ける。
・進行役:徳田
第1グループ:賛成派
第2グループ:反対派
第3グループ:審判団(両グループのディベートを聞き、講評し、
 勝ち負けを判定する)

・ディベートのテーマ
(1) 携帯電話は必要か不要か
(2) 年賀状の廃止の可否
(3) 持ち家が得か賃貸が得か
(4) 大相撲の土俵に女性が上がることの可否
(5) 大型スーパー進出の可否
(6) バレンタインデーの義理チョコの可否
(7) 子供が悪いのは学校のせいか家庭のせいか
A. どもりは損か得か
B. 就職面接で吃音を告知することの可否
C. 吃音者は営業職に向いているかどうか
D. 異性と付き合うのに吃音を告知することの可否

19:35〜 第1回討論開始
・第1グループが、ディベートのテーマを選択。
第1グループ:年賀状廃止派
第2グループ:年賀状存続派
第3グループ:審判団

20:05〜 休憩

20:15〜 第2回討論開始
・ディベートのテーマを、上記Bにする。
第1グループ:吃音告知派
第3グループ:吃音告知反対派
第2グループ:審判団

20:55〜 (東野)2004年最後の例会の終了挨拶・連絡事項など

21:00  終了
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