『吃音の当事者研究』
どもる人たちが「べてるの家」と出会った
 
吃音の当事者研究 【内容紹介】
 北海道浦河町で浦河べてるの家(精神疾患をかかえる「メンバーさん」たちのグループホーム)を創設して活動を続けてきた向谷地生良さんを講師に迎えて開かれたどもる人たちのワークショップの記録。講演や演習、向谷地さんと伊藤の長時間にわたる白熱した対談などを収載。仲間たちとともにどもりを抱えて生きることを選び、日々の生活がより豊かに広がった経験にもとづく、吃音を「治さない」で「受け入れる」ことのススメ。
 グループで当事者研究をしているときの討議や発表など、参加者と講師の向谷地さんが共に作り上げた。
 どもる子どもは、学校生活の中で様々な困難に直面する。・音読や発表がうまくできない。健康観察、あいさつがうまくできない。・どもることを笑われたり、からかわれたりする。・クラスの友達にどもりのことを理解して欲しい。これらの自分自身の課題について、自分が主体となって、ことばの教室や、担任の先生、仲間と一緒に、「自分を助ける」当事者研究は、ことばの教室修了の後に生きてくる。当事者研究をすすめるにあたっての参考書。

【目 次】(抜粋)
「吃音の当事者研究」に寄せて 斉藤道雄(ジャーナリスト、手話の聾学校・明晴学園前校長)
まえがき―吃音という可能性 向谷地生良

講演「当事者研究という可能性」 向谷地生良
 1 精神医療の世界で起こっていること
 2 浦河で、べてるで、行われていること
 3 当事者がもつ力

講義・演習「当事者研究の実際」 向谷地生良
 1 講義―当事者研究について
 2 演習―グループによる当事者研究
 3 質 問

対談「当事者研究を吃音に生かす」 向谷地生良・伊藤伸二
 1 伊藤伸二の当事者研究
 2 吃音の悩みから解放される道筋
 3 どもる人のセルフヘルプグループ言友会の設立
 4 対 談
   アメリカ言語病理学との違い
   弱さについて
   対等性について

吃音の当事者研究 吃音が治る、治せるを、あきらめる生き方 伊藤伸二
 1 世界の吃音治療の現状
 2 吃音の定義から始める吃音の取り組みの再構築
 3 映画『英国王のスピーチ』の当事者研究


あとがき 伊藤伸二
 
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『吃音の当事者研究』
どもる人たちが「べてるの家」と出会った

金子書房(2013.09)2,160円(税込み、送料当方負担)
ISBN 978-4-7608-2380-2

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